2016年8月6日土曜日

ジブリ






ジブリは「つけとくだけ」ってことができないです。

2016年6月24日金曜日

ちょっと前の島の状況

あるとき島に貨物フェリーが来なくなりました。






現在は月1ぐらいで他航路の貨物フェリーをチャーターして物資を運んでいます。

根本的解決はいつになるのでしょうか。

地震や洪水などの天災とは違う形のライフラインの危機。

現在の代替手段(他航路のフェリー)も探すのは相当大変だった模様で、これが離島のきついところです。(離島じゃなければ代替手段をさがすのにこれほど苦労はないと思いますので)

ちなみに上の4コマ的なのは実際にあった会話じゃありません。

今みたいな状況になって、ふと『里山資本主義』を思い出したので書いてみました。


『里山資本主義』は昔先輩に薦められて読んだものですが、お金を中心としたグローバルなマネー資本主義に対して、身近にあるものの「安心」を担保とした里山資本主義ってのもあってもいいんじゃないか、的なことを書いてます(たぶんそんなことを書いてあったと思います。結構前に借りて読んだヤツなので記憶があいまい)。

まさに今のような状況にあって、求められるのが「里山資本主義」かもしれません。


ひょっとしたら、島だけじゃなく、日本全体として、なのかもです。


貨物フェリーの問題は市と商船会社とのごたごたが、遠く離れた離島の生活を脅かしてる形で、島の人はうんざりしています。


同じように、中東の治安情勢とかEU問題、中国経済 and so on...

遠く離れたところのあれこれで日本が右往左往しなきゃならないマネー資本主義に、そろそろみんなうんざりしているのかもしれません。

まあ、だからこそ『里山資本主義』という本があれだけベストセラーになったんでしょうけど。


身近にあるものをうまく使って豊かな生活を築く。

結構島にはそういう人が多いような気がします。

がんばれば実現可能かも!

興味ある人は読んでみてください『里山資本主義』


今回、久々に書いたので、長くなりましたね。

以上です。








2016年4月10日日曜日

宇久島への行き方


 4月30日、宇久島では史上初となる野外音楽祭UKUJAMが開催されます。

 楽しそう、行ってみたい!

 うん、そうですね。

 思えば島に来て二年、僕の友達や親戚は何度となく「宇久島行ってみたい」と言いました。ところが、みなさん、口先ばかりでなかなか来てくれません。

 なぜだろう、と考えてみると(人望)、自分も島勤務になる前は、一度も五島なんていったことがなかったな、と気づきました(人望)。それは、「船に乗って離島に行く」と一言でいっても、どうやって行けばいいのかわからなかったからです。(人望)

 だから、ひょっとして、船に乗って島に行くっていうのは普通に本土で暮らしている人たちからすれば、ハードルが高いのでは?(人望) と思い、今回文字ばっかの記事を書くことにしたのです。


 というわけで、今回は宇久島への行き方を紹介しますね!

 
 基本的に、行き方って説明ばっかりになって楽しくないので、今日はゲストの人と一緒に会話形式でやろうと思います。


 ゲストとしてきてくれたのは宇久島への行き方に精通したこの方

 ドSのS子さんです!


 (以下S→S子、M→管理人)


 S: 女王様とお呼び!

 M: いやー、早速Sっ気たっぷりですね。すみこさん

 S: 本名で呼ぶんじゃないわよ。Sっぽさがなくなるじゃない。さて、宇久島への行き方を知りたいのは、どこのどいつだぁい?


 M: あたいだよ! じゃあ、早速よろしくお願いします。

 S: オッケー、豚野郎。まず、出発地点はここ



 S: ドS駅よ!

 M: 佐世保駅ですね。

 S: そう、ド佐世保駅ね。

 M: ド佐世保ってなんですか…。ちなみに、佐世保駅にはどう行けばいいんですか?

 S: それくらい自分で調べなさい。この豚野郎!

 M: JR、もしくはMR、もしくはバスですね。

 S: やればできるじゃない。ご褒美にあたいが足で大豆を食べさせてあげるわ。

 M: ありがたき幸せ。ってかS子さん足チョー器用ですね。

 S: 昔っから足の指がすごく開くのが特技なの

 M: へえ、どうでもいいです。さて、佐世保駅から宇久島へ、どう行ったらいいんですか?

 S: とりあえず、佐世保駅に入るけど、こんなくだらない駅は素通りよ! 正面から駅舎に入ってでかい佐世保駒には目もくれず、そのまま裏に出なさい。そして即座に信号で足止めを食らうがいいわ!

 


 M: たまにこの信号で足止めを食らって船に遅れたりします。ちなみに信号って、スマホのカメラ越しに見るとずっと点滅してるんですよ。やってみてね。


 S: 信号を渡ったら右手に最近できたショッピングモール、佐世保五番街があるわ

   


 S: さて、豚野郎、五番街に行ったらまずマリーの家に行って、どんな暮らしをしているか見てきなさい!

 M: うわ、S子さん、古いですね。年齢がばれますよ。

 S: う、うるさいわね。今すぐ這いつくばりなさい。あなたの顔を踏みつけてやるわ。犬の糞のようにね!

 M: 犬の糞踏んだんですか?

 S: 今日来る途中で踏んだわ…

 M: ドンマイです。さて、この五番街は無印とかGUとかTSUTAYAとかが入ってて、僕も商店街まで行くのが面倒なのでよくここで買い物します。別館にエレナとか薬局とかも入っているから、船で食べるお弁当とか、船に自信がない方は酔い止めとかを買うといいです。


 S: 五番街なんて、私が好きなH&Mが入っていない時点で何の価値もないゴミ虫以下よ。

 M: S子さんH&Mがお好きなんですね。

 S: ドSなんだからHとMが好きなのは当然よ!

 M: そうですか……

 S: さて、ここまできたらもう桟橋はすぐそこよ。ちなみに宇久島に来る豚野郎どもに用意されてるのは鯨瀬桟橋という桟橋ね。

 M: あの、S子さん、宇久島に来てくださる人たちに豚野郎は失礼では…

 S: そうね、悪かったわね。このイベリコ豚野郎ども!

 M: あ、ちょっと高級感が増した。だからなんだと…

 S: 鯨瀬桟橋は五番街の前を左にずずずと行ったところにあるわ。

 

 S: 「すごい、ターミナルきれい!」と思った? 残念だったわね、3元豚野郎ども! これは宇久島へ行く船のターミナルではないわ!宇久島行きのフェリーターミナルはさらに先に行って左に曲がったとこにある

  これよ!


 


 
 M: うん…。新みなとターミナルは大島とか崎戸に行く船のターミナルなんですよね。こちらの鯨瀬ターミナル、古いですけど、結構広くて売店もあるし、二階はレストランになってるんですよ。

 S: この鯨瀬ターミナルの中でお前らは宇久平行きの切符を買うのよ。ちなみに高速船窓口とフェリー窓口は隣同士だけど、高速船窓口でフェリー切符を買おうとすると「フェリーは隣だよ! この豚野郎!」と罵られるから期待しとくことね。

 M: 罵られることはありませんよ。ちなみに島に定住する予定がある人以外は往復切符を買うほうが断然お得です。

 S: 高速船切符を往復で買って、帰りに高速船乗れずにフェリーに乗ることになって払い戻しができずに後悔するといいわ、この豚野郎!


 M: ここだけの話、宇久島では往復券の半券は期限内なら払い戻しがきくそうですよ。

 S: え? そうなの? 

 M: ちなみに行きがフェリー、帰りが高速船、とかいう買い方もできるので、どっちも乗ってみたい人はそういう買い方もいいかもですね。フェリー往復が4,200円、高速往復が7,200円、フェリーと高速だと5,700円です。

 S: ちなみに今回は高速船のほうを紹介するわ。高速船は事前予約制になっていて、九州商船のホームページからアカウントを作って予約することができるわ!せいぜい早めに予約して窓際の席を取ることね!

 M: 予約がなくても、席に空きがあれば乗れますけど、予約したほうが無難ですね。僕は両隣に人が来る席だとすごく酔うので…。フェリーなら予約はいりませんよ。

 S: 高速船の時間は朝が9時20分、夕方が4時10分だけど、最低15分前にはターミナルにいなさい。ぎりぎりになって駆け込んだらターミナルのお姉さんにこれでもかというほどぼろくそに罵られるわ。

 M: 罵られることはありませんよ。

 S: そして、お前らバークシャー野郎どもが乗る高速船が、こいつだよ!


 

 
 M: シークイーンですね。

 S: 海の女王様とお呼び!

 M: あ、言うと思いました。

 S: これに乗ってしまえばあとは1時間半から2時間グラングラン揺さぶられて宇久島に着くわ。時化の日に酔い止めを飲み忘れた人たちがトイレにこもって具合悪そうにしているのを見るのはホントに愉快だわ。

 M: 僕も凪の日はいいんですけど、時化た日は酔いますね。高速船で酔ったら、外にも出られないし、じゅうたん席が空いてなかったら横になることもできないし。地獄ですね。酔い止めを飲んでたらたいてい大丈夫です(薬飲むと僕はすぐ寝るから酔う暇もない)。

 S: フェリーの場合は大きいから高速船ほど揺れないわ。ただ、時間が3時間以上もかかるわ。まあ、お前らのためにかったい枕とうっすい毛布が用意されてるからありがたく寝ることね。フェリーのときは宇久乗船席と小値賀乗船席が分かれてるからちゃんと宇久のほうに乗りなさい。

 M: さて、後はもう勝手に船は宇久に向かうので、寝過ごさないように宇久平港で降りればいいだけですね。

 S: そういうことだ。着いてからのことはあたいは知らないからね!

 M: ターミナルからUKUJAMの会場となる大浜への行き方はまた後日書こうと思います。それではS子さん、今日はどうもありがとうございました。

 S: 満足かい? この、豚野郎!




 今回は佐世保からの行き方を紹介しましたが、博多からも直接宇久にフェリーが出てます。こちらは二年前にできた新船だから、すごく快適ですよ。

 そちらのほうも、また時間があれば書こうと思います。

 長文になりましたが、最後まで読んでくれた方ありがとうございます。宇久島でお待ちしていますね。

2016年3月6日日曜日

本土





あんまり、本土以外では本土とか言いません。普通に佐世保とか言います。

島の外に出たときはこれ見よがしに「本土」という言葉を連発し島人アピールをします。



例「いやあ、本土は暑いねえ。島も暑いけど、本土の暑さとは種類が違うよね~」



外国にちょっとだけ住んでた人が自分が住んでた外国を「向こう」とか言っちゃうのと一緒ですね。



「え~? こんなの向こうじゃ普通だよ~」的な。


まあ、うざがられます。

2016年2月28日日曜日

コンビニ










実際離島に来る前も、コンビニはほとんど使ってませんでした。


だからこっちに来て不便と感じることはほとんどありません。スーパーも百均もあるしとりわけ本土より値段が高いわけでもない。


買えないのは薬だけ


と思っていたのですが、実は薬も島で買えるということが今日判明しました!


今日はフットパスというものに参加したのですが(フットパスっていうのは簡単に言うとグループで散歩しながら、近所の人とのふれあいやその土地の文化等も楽しむ的な感じのやつです)そこで、薬屋さんを発見したのです!


みんなあんまり知らないんじゃないかな。


平地区の薬屋さんは閉店してしまいましたが、神浦地区に行けばあるんですよ!薬屋さん。


これ、豆知識です。

2016年2月27日土曜日

おすそわけ






最近はなんだかいろいろもらうことに慣れてきてしまった気がします。

何事も感謝の心が大事!

ありがとうの言葉がおすそ分けの対価

と心の中では勝手に思っていますが、やはり何かお返しは必要


もらってばかりでは心が痛みますからね。

出世したらいろいろな人にお返ししなければ。



これは・・・・

うかつに出世できませんね!





2016年2月26日金曜日

チャリ












僕が買った自転車(クロスバイク)はアマゾン人気No.1の商品だったので、本土に行くと時々、見かけます。


しかもアマゾンで60パーセントオフの値段でずっと売ってたやつだから、なんだか恥ずかしいです。


あの自転車を本土で見るたびに、あ、この人も60パーセントオフで買ったんだろうな、とか想像してしまいます。


ところで宇久島のいいところは、きれいな県道が継ぎ目なく島を一周しているところ。

そして、立派な陸上競技場があるというところ

そして海がきれいっていうところ




そんなわけでトライアスロンがあります。

ずっと続いていたそうですが、今年の夏が最後のトライアスロンだそうです。

集え、全国のアイアンマン!